総司の言葉を聞いて、平助が驚いた。 すると、平助の反応に何かを感じ取った者が口を開いた。 新「ん?何だよ平助、お前も薫ちゃんのことが一一一一一 平「あぁ〜、もう言うなっ!!これ以上心を抉らないでくれ!!!!」 左之と平助。 実はこの2人も、土方同様に薫に惚れていたのだ。 それなのに何故、左之は土方に譲るようなことをしたのだろうか。 それは、薫本人でさえも気付いていない気持ちに、左之が気付いていたからだった。 ところで薫は、何処に居るのだろうか? それは、少し前に遡る………