だから、土方はそのことを説明するために口を開いた。 土「確かにそうだ。だがそれは一一一一一 薫「邪魔なら言ってよ!!!!」 突然大声を出した薫を目の前にして、土方は声を出せずに固まった。 総司も暫くの間は固まっていたが、その後に気が付くと薫に声をかけた。 総「……………薫ちゃん?」 薫「私が邪魔なら、早く言ってよ………。私……………皆のこと好きになっちゃったじゃん!!」 薫はそこまで言うと、1粒の涙を残して土方の部屋を走り去った。 そして、薫はそのまま京の町へ飛び出してしまった。