新しい年になって1ヶ月は、今までに無いほど平和だった。


大きな戦なんて以ての外。


巡察中の不逞浪士との斬り合いもなかった。





しかしそんなある日、薫のことを調べる為に外に出ていた山崎が、情報を持ち帰ってきた。


そこで土方は近藤の部屋に、薫の存在を知っている人達を集めた。





土「薫について調べさせていた山崎が、戻ってきた。山崎、得た情報を教えてくれ。」


烝「ほな、言わせていただきます。まず、わては行方不明者がいる、という情報を探しました。」





部屋に集められたのは、8人。


すると、その中の1人が山崎の言葉に疑問を持った。