True〜新選組と消えた記憶〜





すると、そんな薫を見て左之は口を開いた。


左「じゃあ、子供じゃないって所を見せてみろよ。」


薫「うんっ!!!!」


一一一一一ちゅっ





勢いよく頷いた薫は、左之の頬に口付けをした。


すると、再び周囲がざわめく。


しかし、酔っている薫にはそんな声は届いていない。





左「………薫、こんな口付けなんか子供でも出来るぜ?」


薫「えぇ〜、じゃあどーしゅるの?」


左「それはな、こうするんだ………」





薫が質問した瞬間に、怪しい笑みを浮かべた左之。


その異変に気付いたのは、とある2人のみだった。