そして、左之によって猫は剥がされた。
左「薫、今のは土方さんじゃなくて総司だぞ?」
薫「えっ、左之さん?………あぁっ、総司!!?ごごご、ごめんなさいっ!!!!」
廊下から聞こえてきた声が、土方のでないことに気付いた薫は、急いで部屋から出た。
そこで目にしたのは、新八に支えられている総司の姿だった。
薫「総司、ごめんなさい!!土方さんにいたずらを仕掛けていたの。だから、本当は土方さんに………いたっ!!?」
総司の元へ走り寄った薫の背後に現れたのは、鬼。
薫の頭に軽い拳を落とすと、首根っこを掴まえた。

