True〜新選組と消えた記憶〜





そうこうしている間に、6人は土方の部屋の前まで来ていた。


そして、斎藤と話している土方を差し置いて総司が襖を開けた時、事件は起きた。





一一一一一がらがらがら


薫「お帰りなさい、豊玉先生!!」


総「わぁっ!!?」





総司が開けた襖の隙間から出てきたのは猫。


中では薫が笑顔で待っていた。





平「お、おい総司………大丈夫か?」


新「あれっ、この猫って………薫ちゃん、許可貰えたのか!!」





猫が顔に飛び掛かってきた総司は、数歩後退して転けそうになった。


しかし、背後にいた新八に支えられて難を逃れた。