2人は左之と薫に背を向けると、作戦会議を始めてしまった。


薫「新八さんの雪玉、速そう………」


左「んな心配いらねぇよ。今は俺がお前のことを守ってやる。」





薫の顔が曇ってるのを見て、左之は自信ありげに笑って見せた。


そして薫の頭を数回撫でると、雪玉を作り始めた。





薫はと言うと、少し頬を赤くして左之のことを見ていた。


左之は女に慣れているが、薫は全く男に慣れていないのだ。


薫「一一一一一はっ。左之さん、私も手伝います!!」


左「おぅ、ありがとな。」





こうして、左之と薫はなるべく沢山の雪玉を作るべく動き始めた。