これは2回目。
あの、すごく落ち込んでいたとき。
あの時は弱々しい力だったけど、
今はものすごく強い力。
レイが潰れてしまうんじゃないかっていうくらい。
「相沢さん……?」
「ちょっと、レイ…邪魔だな」
ゆっくり離れてレイをあたしから受け取って下に下ろすとまたあたしを抱きしめた。
悲しいこと辛いことは半分に。
楽しいことは2倍に。
なんてよく言うけれど、
あたしたちはよく悲しいことと辛いことを半分にしてる気がする。
ううん、半分じゃない。
あたしは、何も聞いてない。
ただ、ただ身体を貸してるだけなんだよ。


