「でも、帰ります」 なんだか、2人を邪魔しちゃいけない気がして。 「そっか」 相沢さんはそれを聞いて立ち上がる。 「送るよ」 「大丈夫です。いつもこれくらいなので」 「いいから」 あたしはカバンを持って玄関に向かった。 「木島」 「はい」 「明日もここ、来いよ。 レイ連れてくるからさ」 「ほんとですか?!来ます!」 「ん」