ケーキも食べ終わって、地元の駅に着くとゆっくりと帰り道を歩く。 澄美が恋をしているのを聞いて、積極的になれなんて言ったけれど自分はどうなんだろう。 相沢さんのことを別に想ってるわけではないけれど。 会いたい。 「…はぁ」 相沢さんのアパートの前で立ち止まる。 部屋を見上げてみると、電気は消えている。 まだ、帰ってないのかな。 「木島さん?」 「えっ?」 振り返ると、そこには相沢さんがいた。