「それね、遥翔が撮ってたんだよ」 あたしの隣からすっと抜けていつからいたのか相沢さんはその写真を手に取る。 「…俺、1年前には帰ってきてたんだ」 「えっ?」 写真立てを元の位置に戻してあたしを見て笑った。 「信じられないって顔いっぱいするね」 「だって…」 「ごめんね、いろいろと黙ってて」