披露宴になり、みんなが個々にいろいろと出し合う中あたしは澄美たちに近づいた。


「おめでとう、澄美」


「ありがとう!
もう、励が号泣しすぎてて引いたよ」


「綺麗すぎてさ!早くあたしもあげたいな〜」


「すぐにできるって、励なら」


「そうかな…」


「あ。相沢さんには一応招待状出したんだけど来るかわかんないって言われたみたい」


隣の遥翔さんをチラッと見てあたしにいう。


「そっか。忙しいもんね」


こっちに帰ってきているのかすらわからない相沢さん。


連絡先を知っているのはあたしの知る限り遥翔さんだけ。