親にバレてたかなんて、 この時の俺たちには関係なくて。 目が覚めて、俺は麻陽を家まで送り届けた。 「わがままに付き合ってくれてありがとう」 「うん」 「…遥翔には内緒でね」 「うん。言ったら殺されそうだもん」 ハハっと笑って麻陽は家の中に入った。 ドアが閉まったと同時に俺は家に歩き出す。 そして、今さらになってしたことに後悔した。 もっと。 もっと大事に。 ほかの方法があったはずなのに。