バイトが終わって裏口から出ると、
遥翔さんがそこにいた。
そういえば、澄美の好きな人は遥翔さんだったんだよね。
「よっ」
「どうも」
「仲直り、できたんだって?」
「はい、しました」
ゆっくりと近づいてくる遥翔さん。
そして、あたしを見下ろした。
「じゃあ、なんで今日あんな避けてたんだよ」
「いたんですか?相沢さん」
「いたよ。気づいてただろ?
だってあいつ、ずっとお前のこと見てたんだから」
「…それはきっと」
「なに?」
遥翔さんにこの気持ちがバレたら。
「なんだよ」
「…あたしが今日、告白したからです」
どんな反応をするんだろう。


