大きな家具から小さな小物まで様々なものがあり、いくら眺めても飽きることはなかった。
夢中になって品々を食い入るように眺めていると、背後で何か物音がした。
心臓が飛び出たかと思うほど驚いた。振り返って見てみると、奥にあるドアから人が出てきた。
この時初めて勝手に入ってしまったことを後悔した。
お店とはいえ、勝手に入ってしまったので怒られてしまうかもしれない―。急に怖くなった。
「あら、お客さんかしら?よく来たわね、いらっしゃい。」
奥から出てきたのはおばあさんたった。
思いがけない台詞に、緊張の糸が一気に切れてしまった。
彼女の雰囲気はどこか気品があるが、親しみやすい感じがする。
背が小さくて可愛いらしい。歳は60〜70歳くらいだろうか。
グレーがかったショートヘア―。それに良く似合う、綺麗な菫色のストールをはおっている。
夢中になって品々を食い入るように眺めていると、背後で何か物音がした。
心臓が飛び出たかと思うほど驚いた。振り返って見てみると、奥にあるドアから人が出てきた。
この時初めて勝手に入ってしまったことを後悔した。
お店とはいえ、勝手に入ってしまったので怒られてしまうかもしれない―。急に怖くなった。
「あら、お客さんかしら?よく来たわね、いらっしゃい。」
奥から出てきたのはおばあさんたった。
思いがけない台詞に、緊張の糸が一気に切れてしまった。
彼女の雰囲気はどこか気品があるが、親しみやすい感じがする。
背が小さくて可愛いらしい。歳は60〜70歳くらいだろうか。
グレーがかったショートヘア―。それに良く似合う、綺麗な菫色のストールをはおっている。



