恋が運ばれて

「紗由?お白湯かよ?変わった名前だな?

しかもそれ、パジャマだろ?ケガ人を襲うなよ。」

「・・・・・」私は呆れて言葉が出なかった。

奥へ行き、着替えた。

リビングへ戻ると

彼はソファに横になって目を閉じていたので、そっとしておいた。

私はPCに向かい、ネットでパラグライダーを検索した。

「難しそう。それに危険度高いわ。」

パシャパシャとキーボードに指を走らせ、いろいろ見ていた。

「紗由!」

呼ばれたので振り返った。

「どうしたの、痛むの?湿布を取り替えるわ、じっとしていて。」

彼は横になったままじっとしていた。