「…なんだよ、イタズラメール? くっだらねえ…」 送り主のアドレスは、 表示されていなかった。 綾介は携帯の電源を切り、 ベッドに寝転ぶと、 また、目をつぶる。 しかし、 メールのあの音が耳について離れない。 なかなか眠ることができず、 やっと眠れたのは四時四十五分だった。