教室に行くと、 もう全員__とは言っても 七人だが__が 揃っていた。 綾介の机の後ろに 久琉斗の机はない。 綾介は黙って椅子に座る。 他の六人は 久琉斗が自殺したことを なんとも思っていないのか、 普段通り、 無言のまま窓の外を眺めたり、 携帯を弄ったりしていた。