それでも好きだから。





「じゃあ、原谷は…
窓際の1番後ろの席に座ってくれ」

「…はい」



えええええええっ!?
皆の目線が痛いよ~…


だって、あたしの後ろの席なんだもん!


…っていうか、
見るからに…、無愛想…?



こっちをみてクスクス笑う
千夏と拓弥くんに目線を向ける。



でも2人は笑っているだけで…。



…う、後ろから
すごく暗いオーラがするんですけど……。


いや、でも悪い人じゃないよね、うん…!

別にヤンキー、じゃないから
大丈夫だよ!…ね?