それでも好きだから。




前を歩く林田くんと拓弥くん。



「あ、そういえばさ!」



いきなり後ろを向いたと思いきや
少し声を張る。


「なに?」

「瞬、塚永のこと助けたんだろっ?」



得意げな顔をする拓弥くん。
た、助けたっていうか…



「あー、まぁ。
倒れてたからベッドに運んだだけ」

「で?」

「は?」

「でっ?どうだったんだよ?」

「…なにいってんだ、お前」


パコンと拓弥くんをたたく林田くん。

ど、どうだったって……。