それでも好きだから。




でもあの時の女の子が、
あの子だったら…。
って思うとぞくぞくした。

まぁ絶対違うけど。




「あー、だりー…」

「瞬ーっ!」

「…っ」



頭に響く高い声。



「…なに……」

「え、どうしたの」



笑いながら俺に近づいてくる女。
サッカー部のマネージャーで、
いつもテンションが高い。


岸本かんな。隣のクラス。


「だるいんだよ…」

「え、大丈夫なの?」

「んー…」




だるい俺にお構いなく
いつものテンションで話す岸本。