それでも好きだから。




今日は朝練習がなくて、
朝から塚永と会える日。

朝練習がないのは水曜日。


「あんた何してるの、遅刻するよ!」

「え、今何時!?」

「もう7時30分」

「まじかよ…っ」


だらだらと支度をしていると
いつも家を出る時間になった。


塚永と待ち合わせ時間は、
7時30分。


「いってきまーす!」


勢いよく家を飛び出して
自転車に乗って駅に向かう。



「あ、林田くん」

「お、おっす…っ」

「どうしたの?」

「遅れそうだったから、
全速力してきた…」

「えぇ?走って来たの?」

「はははっ、ちげえよ、チャリ」

「あ、そっか…」



お疲れ様、塚永はそういって
タオルを貸してくれた。


塚永の匂いがする…。



って、俺何考えてんだ!
変態かよ、俺!