それでも好きだから。





---翌日。


案の定2人は、
ぎこちなくって距離が空いてて。
それでも瞬は、
なんとか塚永の隣に居て
塚永も笑顔で瞬の話を聞いていた。


2人をみたあと
俺は屋上に向かった。
ただ、気分で(笑)



「…‥っ侑~」

「…はいはい」

「…っグスン」

「泣くなよ」


屋上のドアをあけると
聞こえてくる男女の声。


顔を少し覗かせると、
マネージャーの岸本と原谷だった。


「侑は泣かないの?」

「俺?別に」

「なんで?
杏奈ちゃんのこと
好きだったんじゃないの?」

「…好きだけど、
あの2人が幸せならそれでいいじゃん」


…んん?
…侑は泣かない?好き?幸せ?


「…っあ」


そっか、この2人も
複雑な恋をしてたんだ。



岸本は瞬が好きで、
原谷は塚永が好き。


でも瞬と塚永が恋人同士。