それでも好きだから。



その夜、電話が来た。


『もしもしー』

『拓弥?俺』

『どうした?』

『…彼女できた』

『まじでっ?上手くいった!?』

『うん、塚永も
俺のこと好きだってって』

『うっわ、さっそくのろけかよ~』

『わりぃわりぃ』



電話越しの瞬は、
今までに聞いたこともないくらい
テンション上がってる声だった。


それくらい、嬉しかったんだよな。
ずっと想い続けてたんだし。


『幸せにしろよ?』

『言われなくても』

『ですよねー』

『ははは!じゃあな』

『ほーい』


電話をきると俺はベッドに寝転がった。
きっと明日から、
ぎこちない2人を見れるんだな
そう思うと面白くなって
俺まで嬉しくなった。