それでも好きだから。




みなみと瞬が付き合い始めてから
約2カ月後だった。

塚永に告白されたと
瞬が言ってきたのは。


『もうどうしたらいいかわかんねえ…』

『…別れるべきじゃない?』

『そうしたら塚永…』

『そんなのお前が守ればいいじゃん』



みなみが塚永に何しようが、
好きなら塚永を守るのが
瞬の役目だと思った。


『…』

『まぁじっくり考えろ』



俺はそう言ってその場から
立ち去った。



そして次の日、

『もう別れる、無理』


瞬はそう言って
みなみのもとへと行った。


そして、別れたと、
さっぱりとした顔で言ってきた。


みなみは、


『うん、そろそろ分かってた。
ごめんね、杏奈ちゃんに何するとか
考えたことなかった。
杏奈ちゃん彼女にできるように頑張って』


そういって、
最後、瞬に抱きついたらしい。