あぁ…でも、久しぶりにあそこに行くか
そう思ったとき外に出てきた愛莉と目が合った
なんできたんだよ…
何しに来たんだと言うと
「そのままにしちゃいけないような気がして」
ただ真っ直ぐに言った
愛莉に助手席に乗れと指示して車を出した
車の中ではお互い無言だった
そうして着いたのは街を一望できる
高台の公園…
なにかある度にここへ来ていた
その夜景を見ていて冷静になれたから…
でも、誰かとここに来るのは初めてだな
何か言いたそうにする愛莉
勝手に百面相してやがる…
「なぁ」
俺が沈黙を破ると、声を裏返して愛莉は返事をした
追いかけてきた理由を聞いた

