(十夜 side)
今日は会社に行かなくていいから、すぐ帰れるな…
車に乗って家に帰った
この靴は…愛莉もう帰っているのか?
リビングに入るとソファで寝ている愛莉を
見つけた
「おい、おい…勘弁してくれよ…」
無防備すぎだろ…
しかも制服…スカート捲れてるぞ
ここ、男しかいないのわかってんのか?
こいつ天然なところあるからな…
タオルケットを持ってきて愛莉にかけて、
ソファの横に座った
「幸せそうな顔しやがって…」
気持ち良さそうに寝る愛莉の頭を撫でた
今日の朝、夕陽に抜け駆けと言われた時
どきっとした
そんなつもりは無いと思った…
けれど、今改めて…
「まったく兄弟揃ってなんてな…
ほんと勘弁してくれよ…」
俺…こいつのこと…

