3兄弟と私の関係





「あい…り」


傘をさした愛莉がそこにはいた


なんでいるんだよ…




「夕陽、帰ろ」


静かに愛莉は言った




「放っておいてくれよ」


なんでこんなことしか言えないんだ…




「お腹空いたでしょ?ご飯食べよ?」



「なんでだよ…
あんなことしたのに、なんで追いかけてきたんだよ」


愛莉の優しさが胸に突き刺さった


なんでこんなにモヤモヤすんだよ…




「だって…出てくとき、すごく悲しそうな顔
してたんだよ…追いかけるに決まってるじゃない!」


愛莉の目は真剣に俺を見据えていた



俺…悲しそうな顔してたのか…?




「…夕陽が女の子と遊びにいって、帰ってきた時とかすごく辛そうな顔してるんだよ…」


自分じゃわからなかった…


愛莉はそんな俺に気付いてたのか…?




「夕陽には笑顔のほうが似合ってるよ」


笑顔か…