「愛莉、授業中なーにやってたの?」
にやにやと笑いながら私のところへ
「…買うもの書き出してたの」
「今日の夕飯?」
「そう。今日はカレーにするの」
「いいなぁ、あたしも愛莉のご飯食べたい」
「今度なにか作って持ってくるね」
奈緒は嬉しそうな顔を向けた
「ねぇ、奈緒」
「ん?」
自分の鞄からチョコを取り出して食べ始めた
「誰かを元気づけたい時に、その人の好きな食べ物作ってあげるのって変?」
「元気づけるやり方って人それぞれだと思うけど…それは愛莉らしくていいと思うよ」
私らしい…か
「そっか…ありがとう!それじゃ、私行くね」

