3兄弟と私の関係





教師と思われる人が人混みをぬって来た


げっ、これはまずい…!
ここでバレたらただじゃ済まない…


いいタイミングなんだか、悪いんだか…


彼女の腕を掴んで足早にその場を立ち去った




「ここまでくればいいか…」


なんとか人が少ないところへ来た




「あ、あの…」


困惑する彼女は俺が掴んでいた腕を見つめた




「ああ、悪い」


腕を離した

すると、静かに顔を上げて口を開いた




「助けてくれて…ありがとうございます」


大きな目が真っ直ぐに俺に向けられた


こういう目を俺は知っている…




「まあ、少し事を大きくしちゃったけどな」


そう言うと彼女はおかしそうに笑った