「愛莉さんはお母さんにそっくりだと父が言っ
ていました」
「あぁ、似ているね。
高校のときの家内にそっくりだ」
嬉しそうに笑ったときの雰囲気がなんとなく
愛莉に似ている気がする
「普段の愛莉はどうだい?」
「いつも笑顔です。俺もその笑顔に救われまし
た」
「そうか…あの子の彼氏が朝希くん、君で
良かったよ。母親が早くにいなくなって寂し
い思いをさせてしまった…
朝希くん、愛莉をよろしく頼むよ」
「はい!」
真っ直ぐに向けられた目
俺はしっかりと答えた
愛莉がいたから今の俺がいる
その愛莉をずっと笑顔にする
そう心の中で誓った

