「走れるよ…けど、朝希大丈夫?」
「俺は大丈夫…走るよ」
私の手を引いて朝希は走り出した
どしゃ降りの中、家に着いた
わぁ、びしょびしょ…
あれ、夕陽と十夜さんいないみたい…
家の中は静かだった
「タオル持ってくるから待ってて」
脱衣場からバスタオルを取りに行き、朝希に
タオルを渡した
触れた手がすごく熱い…
とっさにおでこに手をあてた
「朝希…熱がある」
おでこが熱かった
もしかして…朝から隠してたの?
けど、朝希は黙っていた
「朝希、すぐ着替えて。それで寝てて」
朝希を促して、私も着替えにいった
まずは…ご飯作らなきゃ

