「来てくれてありがとう、朝希くん」
「それで話って?」
かんなの前に立って尋ねた
すると、かんなも立ち上がった
「あの時は本当に辛かったよ。
なんで別れなきゃいけないんだろうって…
でも、今ならもう一度やり直せると思うの」
俺の目を見て笑った
「私は朝希くんが好きなの…それは変わって
ないよ。だから、もう一度付き合って」
そう言ってかんなは俺に抱きついた
俺は…
「朝希…」
声がしたほうを見ると…
買い物袋を持った愛莉が立っていた
「ごめんね…あの、邪魔するつもりはなかったの」
無理して笑った顔
愛莉は走っていった
「愛莉!」
愛莉のあとを追おうとすると…
「行かないでよ…」
かんなが俺の腕を掴んだ

