「…。」 俺は手に持っていたメッセージカードをテーブに置き、自室に向かった。 勉強机の鍵がかけてある引き出しを開けると、四角い古びた箱が姿を表した。 多分、いつかうちの家族に送られてきた贈り物のお菓子の箱か何かだと思う。 実際覚えてはないけど