あたしはそのままその場を立ち去る。

押し付けがましがったよね…でも、あーでもしないとまーくんは、きっと受け取ってくれないから。


スタスタ歩きながら考える。

まーくんにいわれたことは辛いことばっかりだったけど、なんだか少しだけ達成感を感じる。

ケーキを渡せたからかな。

ふふっと笑をこぼし、あたしは家に帰った。