おばちゃんの運転は乱暴で、赤信号もおかまいなし。 僕はそれでも黙っていた。 これから始まる地獄の日々を想像しても、悲しくならなかった。 どうせ、なにもなくなったんだ。 もうどうでもいい。 生きていく希望なんて、あるのかな…。