「なんだ、姉ちゃん。中学生なのにこんな時間にバイトしてていいんか?」


顔を紅く染めた酔った風なおじさんが私にそんな言葉をよこして来た。


「いえ、私はですね……」


「それともこの店のオーナーの娘さんか? 随分可愛いじゃないか」


「いえ、私は……」