はるの看病の甲斐あって、熱は微熱程度にまで下がった


次の日はるは、仕事があるので、下がったのを見届けてから帰った



そして、木葉が来てくれた



『熱下がってよかったね。愛の力だね』



愛の力か…



そうだよね

はるは、私のために仕事休んで来てくれて、はるが看病してくれたから、こんなに早く熱も下がったんだよね



もっと、もっと、はるに感謝しなきゃ



そして、はるを大事にしなきゃ


裏切った事は消せないけど、それ以上にはるに思いやりを持って接しなきゃ


でなきゃ、はるの愛、失っちゃうね


はるがいること、体調不良になって、再確認出来た


付き合いが長くなると、当たり前の日常ではなかなか相手への思いが薄くなってしまい、麻痺してしまう


でも、本当は、相手への思いやりを忘れず心に持っとかなきゃいけないんだけど、人間それがなかなか出来ない


でも、今回わかっただけでも良かったんだから、この感謝の気持ちと、はるの存在の大きさは忘れてはいけない