はるは、買ってきてくれた冷えピタをおでこに貼ってくれたり、汗をふいてくれたり、おかゆを温めて、食べさせてまでくれて、ゼリーも口に入れてくれて、薬を飲ませてくれた



心が弱ると体も弱る

体が弱るとますます心も弱る



そんな時優しくされると、泣きたいくらい嬉しい



はるの優しさを、大事にしないといけない



はるの優しさに包まれて眠りにつく前に、さっちゃんとの事を、終わらせる決心をした



さっちゃんには、風邪をひいても、会いに来てもらうことも出来ないし、心細くてもよりかかれない



セックスがあわなくても、堂々と手を繋げて、堂々と会える彼氏のほうがいいにきまってる



だから、もう一度はると向き合おう



そう思いながら眠りについた




そのあと、私の携帯が鳴ってるとは、知らずに深い眠りにおちた