君に、メリークリスマス









「つかささん、彼はやっぱり…喜んでますよ。」




「……え?」




「申し訳ありませんが、少しだけ僕の話にも…お付き合いいただけますか?」




マスターは、すすり泣く私にハンカチを差し出して…



穏やかに、笑った。