仕事を終えて…、私は、帰路につく。 余計な気回しをされたのか…、社長は残業をナシにして。 就労時間ピッタリに…会社を出た。 「…………。」 約束など…した訳じゃない。 でも、足は勝手に… あの場所へと向かう。 泣きそうな彼の顔が…… 気になっただけ。 それだけだ。