君に、メリークリスマス



「学校で一緒にいなくても、結局…こうなるんだよなあ…。」



「は?今なんか言った?」


「いえ。ひとりごとです!」


罪悪感と……

優越感。




ホームグラウンドでは、許されるんじゃないかと…思った。




「……アッ、切れちゃった。」


「あほ、切んなっつったじゃん。」



複雑に絡み合う蔓を…


丁寧に、ほどいていく君と。


上手くできない私。





切っても切れないこの関係を。


いつか、君の手で……




ほどかれていくのだろうか。