「伊月く~んっ!へへっ……伊月くんだ~♪」
「ちょっ、お前……手冷たっ!珍しく抱きついてきたと思ったのによ~」
「ごめんねっ」
洗い物後の赤くなった冷たい恋華の手を包む。
さりげなく手を繋いで、そのまま俺らの部屋に行く。
せっかく二人っきりになったのに、特に何もなく……俺は一人で風呂へ。
つーか、恋華起きてられるかな?
不安が残るまま上がって、寝室に行けば案の定熟睡中の恋華。
「恋華……」
「んんっ……」
「風呂だけでも入って来たら?……眠たいか……」
「眠いですー……」
ベッドに座る俺の腰回りに、寝たまま抱きついてくる。
頭を撫でれば規則正しい寝息。
お疲れ様……。

