いつもより長く感じた授業が終われば昼休み。
アイツのクラスに行こう。
席を立てば、もうクラスの前に弁当を2つ持ったチビがいた。
「お弁当……作ってみたけど……味の保証はないから!」
「別にいい。……行くぞチビ!」
「あっ!待って……うららちゃんが…」
「大和といるから大丈夫だろ!」
別に深い意味はないけど、ただチビと二人になりたかった。
コイツといたら俺らしくなくなる……。
細い手首を掴んで特別クラスの一番端の空き教室に来た。
「二人っきりですか?」
「意識してんだ?俺と二人で」
「しっ、してない!」
顔を赤くして俺の隣にチョコンと座る。
かわいいとこあるじゃん。
もっとイジメたくなるし♪
弁当を開ければ思ってた以上に完成度高い……。
コイツめっちゃ器用じゃん!?
不安そうな面持ちで俺の顔を除くチビ。
そんな顔しなくても、俺はそこまでイジメませーん。

