紳士(俺様)な彼氏と不思議系彼女




ボサボサになった髪を整えていると、別荘のチャイムが鳴った。


暑さに負けない元気な声とともに!


「やっほー♪いきなり悪いな伊月!俺んちの別荘、親父が使っててよ~」

「ほんとにごめんなさい。1週間よろしくね」

「お前ら二人して平気な顔して入って来るんじゃねぇよー…」

「まぁまぁ伊月くんっ!ねっ?」


伊月くんの別荘は部屋数がたくさんある。


だから、大和くん達が来ても問題はないんだけど………


本人は不服みたい。


「室内は涼しくていいな~……。ねー菫?」

「あたしは大和みたいに汗かきじゃないわ」

「はぁ?けっこう汗かきだろ。ほら!夜とか…痛っ!!」

「そろそろセクハラで告訴してもいい頃合いかしら?」


ハワイでも菫ちゃんの回し蹴り炸裂!


痛そうです!


そして、なんで伊月くんはあたしを見て不安そうな顔なんですか!


回し蹴りなんてしないのに~……。