お家の中も全体的に“和”なんだけど、大和くんの部屋は和の要素は全くない。
カッコイイ男の子らしい部屋。
「めっちゃ散らかってるじゃない!ホントに勉強する気あるの~!?」
「うららちゃん、そんな怒んないでよ~。ねぇ恋華ちゃん!」
「え、あぁ……うんっ。そうだねー……」
「おい、大和。恋華にこんなモン見せる気だったのか!?」
「あ``!隠すの忘れてた!」
初めて近くで見た健全な男の子が読むような雑誌……。
目を背けるあたしと、完全にぶちギレのうららちゃん。
大和くん!
少しはお部屋片付けて下さい……!
お部屋の片付けに30分。
『大和学力更正チーム』の始まりです。
「最初は~……世界史でも教えてもらおっかな♪」
「あ、じゃあ、あたしですね」
「やった~!恋華ちゃんだ!」
「よ、よろしくねっ」
背中に伊月くんの視線が痛いほど刺さりますー!!
心移りなんて絶対にしないのに。

