紳士(俺様)な彼氏と不思議系彼女




そして昼休みが終わり、あたしが教室に戻ろうとする時。


グイッと神城くんに腕を引っ張られて人のいない昇降口に強制連行。


「手……痛いんですが…」

「チビに命令」

「購買行きます?」

「ちげーよバカ」


軽くパシッと頭を叩かれて、あたしは頭を押さえる。


痛いってば~……。


少しだけ恥ずかしそうに目を逸らしながら、神城くんは言った。


「今度……俺の弁当作ってこい」

「あたしが……神城くんの弁当を?シェフとかに頼んだ方が美味しいと思うけど……」

「購買行ってたら金かかるんだよ!節約だ、節約」


お金持ちでも節約するの…かな?


とりあえず、基本神城くんの命令は否定できないので……


「頑張って作ってみます……」


あたしがそう言うと、スッゴい雑に頭をぐしゃぐしゃ撫でてきた。


神城くん……照れてる!