涙目で俺にバフッと寄りかかる。
恋華に怒られるの覚悟だ……。
「な、なんか……色々と痛いです…」
「それは昨日俺が……恋華とエッ…」
「いっ、言わないで大丈夫です!分かるからっ!」
「……俺がちょっと調子に乗りすぎた証拠だな。…ごめん」
寄りかかる恋華をギュッと抱きしめれば、左手を開いて優しく笑う。
「今日だけ許しますっ。……プレゼントくれたから」
まだ恋華が寝てる時にはめた婚約指輪。
細くてキレイな指には、かなり似合う。
「それ……婚約指輪だから。肌身離さず付けてろよ」
「へへっ……ありがとう。あたし伊月くんのお嫁さんだねっ」
「そうだな」
照れながら笑う恋華がかわいくて、不意打ちでキスを一つ。

