玄関で浴衣姿の恋華と駄菓子を売れば、わんさか集まる男ども。
俺の恋華を下心丸出しの目で見てんじゃねぇよ!!
「恋華ちゃんってかわいいね~!番号交換しない?」
「あ~……えっと……そのっ…」
困った目付きで俺を見る。
……こんな無自覚なモテる彼女のこと放っておけるわけないだろ?
「早く金置いて、さっさと帰れ。人の女にちょっかいだすな」
「す、すいません!」
逃げるくらい弱いヤツに恋華なんて、やってたまるか。
ただ、ナンパの被害に遇うのは恋華だけじゃなくて俺も。
文化祭で他校もかなり集まるから。
「あの~番号交換したいんだけど~?」
「悪いけど彼女いるから無理…」
「他校が堂々と神城様を口説いてるんじゃありませんわ!この、神城様ファンクラブ会長として言わせていただきますっ!」
「キャー!さすが花園様!!」
逆ナン中、ファンクラブ会長が助けてくれました。
俺としてはありがたいけど、恋華は不機嫌な顔で花園とやらを睨んでる……。

