機嫌悪い俺は大和を強制的に屋上に連行。
イライラを掻き消すために雨上がりの曇り空を見上げた。
「なんでアイツらが知ってんだよ……気持ちわりぃ!」
「神城様ファンクラブの情報網だぜ?ナメたらダメだわ~」
「は?神城様ファンクラブってなんだ?」
そんなのが存在するとは見ず知らず……
今まで高校2年間過ごしてきた俺が、バカバカしく思える……。
「伊月は学校じゃ王子扱いだ!だから女の子がファンクラブを立ち上げたわけ……。りょーかい?」
「はぁ~……そうゆうの迷惑……。俺はアイドルじゃねぇっつーの」
「俺にとっちゃ羨ましい限り!そのファンクラブのことイチャイチャし放題♪」
「女ったらし……。菫に言うぞ」
「勘弁して下さい。神城様」
婚約者だから菫はいつでも連絡つく。
大和の弱点見っけた。
にしても、なんでファンクラブが恋華のカバンのこと知ってるか……
そこが疑問……。

